[ 内容 ]
「おとなの男」が精神医学の対象として浮上したのは、ごく最近のことである。
平均寿命が伸び、定年後の人生が長くなるにつれて、これまで成熟や達観の年代とされていた「老年期」に、中年期の危機(ミッドライフ・クライシス)がずれ込んできた。
目まぐるしい社会の変化と、日進月歩のテクノロジーがそれに拍車をかけ、かつてなら人生の完成期に権威顔をしていた男たちが、実は、いちばん変化に弱い心性の持ち主であることがわかってきたのだ。
老いを愉しむ男(フィロバット)になれるか、反対に、恐れる男(オクノフィル)にしかなれないか、それは日々の暮らしの中の、ちょっとした気のもち方にかかっている。
[ 目次 ]
第1章 おとなの男の心理学
第2章 壊れる自尊心
第3章 ちょいモテオヤジか更年期男性か
第4章 なぜ妻に逃げられるのか
第5章 親を“卒業”できない
第6章 老い方を知らない男たち
第7章 健康との上手なつきあい方
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カテゴリ:
ベスト新書
- 感想投稿日 : 2010年7月2日
- 読了日 : 2010年7月2日
- 本棚登録日 : 2010年7月2日
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