若島正氏の新訳版「ロリータ」を読んだので、
映画も見ました。
1961年作、スタンリー・キューブリック監督の方。
(1997年、ドミニク・スェインがロー役のもの、もある。)
モノクロで153分という長丁場でしたが、原作に忠実で見やすかったです。
時代もあるのだろうけど、全くセクシャルな描写がないのも、逆にいい。
しかしあちこちのレビューで書かれているとおり、
ロー(スー・リオン)に魅力が少なすぎる・・・。
逆に、ハンバート役のジェームス・メイソンは、上手いですねえ。
抑えた表情が上品で、
ハンバートの歪んだ「ニンフェット病」を染み出させているように思いました。
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- 感想投稿日 : 2007年2月23日
- 本棚登録日 : 2007年2月23日
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