従来の勧善懲悪をベースとした日本の文学を『小説神髄』で批判し、写実主義を実現せんがためにこの作品を書いたのですね。明治の書生の学生生活と社会風俗を描いた近代文学の先駆書。これを読んで正岡子規は官職を諦め文章家になることを決意したのだ。
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カテゴリ:
近代文学
- 感想投稿日 : 2006年8月8日
- 本棚登録日 : 2006年8月8日
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