氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸-オービエ・クレア- (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/富士見書房 (2013年12月20日発売)
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感想 : 5
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不完全神性機関イリスを読んでいるかどうかで感想が少し変わってくるでしょう。
例えば全体の指揮を執るサラ。
エデンシリーズだと落ち着いていて貫禄のある皇姫だけど、イリスでのじゃじゃ馬具合を知っていると彼女の成長に積んできた苦労が伺える。
一方ツァリと二人でいる時だけ見せる昔の表情からは、根本のところは何も変わっていないんだなと少し嬉しくなったり。

ユミィとイグニドの関係、1000年前に凪とイリスに何があったのか、サラの悲願は成就するのか…
数多くの謎が、次の最終巻で収束することでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 富士見ファンタジア文庫
感想投稿日 : 2014年1月13日
読了日 : 2014年1月13日
本棚登録日 : 2014年1月13日

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