川上未映子さんの超現代語訳による樋口一葉「たけくらべ」は賛否両論あると思う。衝撃的だった橋本治さんの桃尻語訳「枕草子」から、さらに十数年を経ると、日本語って、もっと変化しちゃってるのね、ちょっとついていけないって感じ。原典にあたりたくなる気分にさせてくれる、若年者まで読者層を拡大させられるという意味では、それなりに有意義な試みだったのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年2月22日
- 読了日 : 2015年2月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月22日
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