小説フランス革命 18 革命の終焉 (集英社文庫)

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  • 集英社 (2015年5月20日発売)
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感想 : 10
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ロベスピエールが断頭台におくられ、革命は終わりを告げる。歴史的にはこのあとナポレオンの時代に。
しかし、フランス革命が、近代国家で初めて共和政を実現した国民に残したものは大きい。

風刺画が引き起こしたその後の状況は、自分たちが、自分たちの生活を守る主役であることを意識している様に感じた。

翻って、日本では、一般の国民には、自分たちで自分たちの生活を守るという意識は薄いのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説(西洋)
感想投稿日 : 2015年6月27日
読了日 : 2015年6月16日
本棚登録日 : 2015年6月27日

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