久しぶりに漱石を読もうと思い読み易そうなこれを買ってみた。あとがきに寄ると急遽執筆することになった作品とのことで、特にこれといった筋立てもなく追憶として語られる青い煩悶の反復が特徴的。個人としては斯様に悩む時期は専ら過ぎているので強い感心は惹かれず。
主人公の過去と符合するらしい虞美人草を読んでいたらもう少し他の感想もあったかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年8月15日
- 読了日 : 2017年8月14日
- 本棚登録日 : 2017年8月14日
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