清盛の福原遷都断行に振り回される貴族たちを源氏物語になぞらえた様な王朝文学風に描写しているシーンが特に印象的でした。
また、破天荒にして痛快な僧・文覚の驚きの行動と後白河上皇の不可解な勅命に端を発した頼朝の挙兵、平家の敗戦と奈良の大寺院の焼き討ちと、いよいよ物語が本格的に動き出した感じです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典
- 感想投稿日 : 2013年9月4日
- 読了日 : 2013年9月4日
- 本棚登録日 : 2013年9月4日
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