紫の上を失う源氏はもちろん、最愛の人と死別して哀しむ人々の姿が丁寧に描写されているのが印象的な第4巻。
いつか別れるとはわかっていたのにその瞬間の哀しみに気が狂わんばかりに涙をこぼす登場人物それぞれに感情移入してしまいました。
故人との出来事を思い出して自分はあの時なんであんなことしてしまったんだろうと後悔する姿に我が身をつまされる思いがしたり…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典
- 感想投稿日 : 2014年12月3日
- 読了日 : 2014年12月3日
- 本棚登録日 : 2014年12月2日
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