セシル先生、ゾフィさん、瑠璃など、脇役たちの魅力にスポットを当てた短編集。
聖マルグリット学園は夏休みに入り、アブリルは地中海の避暑地にある祖母サー・ブラッドリー夫人の別荘で過ごすことに。他方一弥は、学園から出られないヴィクトリカのもとに残ることになります。
アブリルが別荘で体験した不思議な出来事の話、セシル先生と寮母のゾフィさんの間の友情を描いた話、一弥の姉の瑠璃と武者小路という一途な男をめぐる話、名画〈リボンの令嬢の肖像〉が盗まれる事件を解決する話、シニョレー夫人ジャクリーヌのため、ブロワ警部がヴィクトリカに頭を下げて事件の謎解きを依頼する話が収められています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2016年2月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年2月4日
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