C3 ‐シーキューブ‐IX (電撃文庫 み 7-16)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2010年3月10日発売)
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本棚登録 : 236
感想 : 6
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今回は正月のエピソードです。初詣に訪れたフィアたちは、丑の刻参りをおこなっている巫女さん2人を目にします。眼鏡のセクシー巫女は、神社の神主の娘である早川千早。そしてもう一人は、呪われた道具の伍鈴。フィアたちは2人に、人を呪うことの愚を説いて儀式をやめさせようとしますが、何と伍鈴がいきなりフィアに口づけをします。これによって、彼女は伍鈴に声を奪われ、声を出せなくなってしまいます。

フィアの声を取り戻すため、春亮たちは千早と伍鈴を探すことになります。神主の協力もあってようやく彼女たちの居場所を突き止め、フィアの声を取り戻すことに成功しますが、今度は春亮の声が奪われてしまいます。さらに境内の複数の人びとが声を奪われていることを知ったフィアたちは、千早と伍鈴を止めて人びとに声を返させようとします。

蒐集戦線騎士領、闇曲拍明の研究室長国、ビブオーリオ家族会、ドラコニアンズという、呪われた道具をめぐってたがいに拮抗する4グループが出そろい、世界橋ガブリエルの正体も明らかになったところで、今回くらい春亮の父・夜知崩夏がらみのイベントかなあと予想していたのですが、ここにきてさらなる新キャラ導入で、物語の落ち着く先がますます遠のいた感じがします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年向けライトノベル
感想投稿日 : 2014年6月9日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年6月9日

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