メディアなどを通じて心理占星術を幅広く紹介している著者が、みずからの来歴を振り返りつつ、占星術とどのように向き合ってきたのかを語っています。
「僕は、この自分のなかの「占い師」と「懐疑主義者」のどちらにも転ばないようにしながら、その間の細い道をなんとかふんばって歩いてきたような気がするのだ」と語る著者は、ゴークランを中心とする占星術の科学的な検証の結果について解説しながら、科学的な事実以上に、占いを求める人間の心に寄り添うためのツールとして、占星術という営みを見つめようとしているのではないかと思います。
なお、「解説」を執筆しているのは、社会学者の宮台真司です。宮台は、「体験」と「客観的現実」を異なる位相とした上で、心理占星術が「体験」の法則性にかかわるものだと主張しています。
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趣味・生活・人生
- 感想投稿日 : 2016年12月11日
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- 本棚登録日 : 2016年12月11日
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