八雲の朴念仁ぶりに業を煮やした剣は、従弟で舎弟の流鏑馬涼牙(やぶさめ・りょうが)に婚約者のふりをさせて、八雲の気を引こうと画策します。ところがその作戦が裏目に出てしまい、八雲と剣との間で誤解が増幅していくことに。そして学園祭で、2人の仲に決定的な亀裂が入ってしまうことになります。
そんな中、剣と市古が「南堂学園ヒロインコンテスト」で決勝戦に勝ち残ることになります。かつて剣たちに石切との仲を取りもってもらった多々湖は、決勝戦で開催される演劇の脚本を書くことで、八雲と剣を仲なおりさせようと奮闘します。
今回はかなりストーリーが引っ掻き回されている印象です。おそらく著者のねらい通りなのだろうと思うのですが、個人的にはちょっと読みにくいと感じてしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2016年4月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年4月26日
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