オーボウがオル・ゴールの正体を見破ったことで、ハーメルに向けられた人びとの敵意はいったん収まりますが、自分の中に眠っている魔族の血に苛まれた彼は、フルートをスフォルツェンドに帰らせてしまいます。
後半は、自分たち親子を迫害する人間たちを決して恨むことなく、魔族のもとに捕らわれの身になることをみずから選んだパンドラの姿が描かれます。
オル・ゴールの登場により、これまで伏せられてきたハーメルとパンドラにまつわる過去が明らかにされ、いよいよ両者の本格的な戦いに向かって物語が動き出します。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年コミック
- 感想投稿日 : 2017年6月1日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年6月1日
みんなの感想をみる