上司小剣氏の『鱧の皮』では、大阪道頓堀の風情がなんとも言えず味わいがあり、また、主人公お文の亭主福造に愛想を尽かしかねるところがいじらしい。 里見弴氏の『銀次郎の片腕』では、牧夫銀次郎の女主人に対する愛情ゆえの大胆な振る舞いに驚いた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(国内)
- 感想投稿日 : 2013年5月14日
- 読了日 : 2013年5月14日
- 本棚登録日 : 2013年5月4日
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