(2014/2/24読了)
図書館の書架から借りた本。伊坂さんの本が書架に有るのは珍しいです。
伊坂さんのお得意の、違う話が交互に進行してシンクロし合う構成なのだけど、この作品は時間もシンクロしていて、それぞれの話がどの世界なのか、AなのかA'なのか、一体誰の話をしているのか、読書時間が飛び飛びの私には、ちょっと難しかったです。
世界を変えることは出来ない、分岐点から違う世界が作られる。変えることはできなくとも、ゆっくりと違う方向へもって行くことは出来る。。。
作家の秘密の電話が妻にバレたら、何がどうなって、大勢の被害者が出るのか? そこは重要なポイントではないのかもしれないけど、かなり気になる終わり方でした。(もしかしたら、答えは書かれてあったのかもしれないけど)
(内容)
その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂幸太郎が見ている未来とはー。未来三部作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
あ行(伊坂 幸太郎)
- 感想投稿日 : 2014年2月24日
- 読了日 : 2014年2月24日
- 本棚登録日 : 2014年2月13日
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