鴨川食堂おかわり (小学館文庫 か 38-2)

著者 :
  • 小学館 (2015年11月6日発売)
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本棚登録 : 728
感想 : 53
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(2016/3/23読了)
第一弾と一緒に借りたので、せっかくなので読んでみた。
二作目なので、慣れた分、いろんなことが気にならなくなったものの、全作に同じシーンを同じように表現されていることには、違った角度から書いてみるとか、もうちょっと工夫できないかなぁなんて思ってしまいました。
第三弾も出ているようなので、とりあえず読んでみるかなぁ。

(内容)
忘れられない、でも二度と味わうことのできない一皿。京都・東本願寺近くにひっそりと佇む食堂では、そんな記憶の中の味を再現するという。確執がある父のレシピを知りたいシングルマザー、恋人に過去を告白するため、子供時代の焼飯を捜すモデル、故郷に帰る決意を固めようと、かつて味わった天丼を求める一発屋と呼ばれた歌い手…。元警察官で料理人の鴨川流、娘のこいし、トラ猫のひるねのもてなしは、人生に迷える人々の背中をやさしく押し出す。心もお腹も温まる、美味しいミステリー、第二弾!

(目次)
第一話 海苔弁…料理下手な父親が毎日持たせてくれたのり弁
第二話 ハンバーグ…夫が亡くなったことに責任を感じているシングルマザーの、夫の意思を息子に繋げたいという思い
第三話 クリスマスケーキ… 息子を交通事故で亡くした和菓子屋の夫婦、跡取り問題
第四話 焼飯…鴨川こいしの大学での同級生、プロポーズされた大企業の御曹司に、幼い頃を打ち明ける決心
第五話 中華そば…夢を追っていた大学時代の思い出の屋台の中華そばを息子に、夢を追い続ける心
第六話 天丼…一発屋の歌手のご褒美の味、故郷に帰る決心

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: か行(柏井 壽)
感想投稿日 : 2016年3月23日
読了日 : 2016年3月24日
本棚登録日 : 2016年3月7日

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