【一緒に柔らかすぎるオムレツを食べませんか】
はらはらと桜が散る頃に私は公園でひとりこの本を読み耽っていた。決して生き返らないという一文を読んだ時、ありが足元で死んだ。なんてことの無いことはだった。悲しくもない。ただ、桜が散るのは寂しくて、そっと本に挟んだ。久しぶりに開けば茶色い干からびたなにかがそっと死んでいた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年3月30日
- 読了日 : 2016年3月30日
- 本棚登録日 : 2016年3月30日
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