りかさん (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2003年6月28日発売)
3.71
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本棚登録 : 5431
感想 : 541
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幼い頃、日本人形が怖くて、おばあちゃんに「雛人形を買ってあげる」と言われたときに大泣きした私ですが。。。

りかさんみたいなお人形だったら、ほしかったなぁ!

りかさんを贈られることで、主人公ようこのように、今までにない怖い体験をすることになっても、青い目のお人形にまつわる哀し過ぎるエピソードを知ることになっても、きっと得がたい素敵な日々が過ごせたことでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: な行の作家
感想投稿日 : 2012年5月10日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年5月10日

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コメント 4件

円軌道の外さんのコメント
2012/05/10


こんばんは(^O^)

自分も幼い頃は
家にあるピエロの人形がコワくて、
何度もピエロ人形が
階段を昇ってくる夢を見て
うなされたの覚えてます(笑)

これが日本人形やったら
もう完全にトラウマになってるやろなぁ(≧∇≦)


人形って中が空っぽだから
人の思いがこもりやすいんですよね。

まぁ、人形に限らず
道具や文房具にも
人の魂は宿るって
自分は思ってます。

コワい話でないなら(笑)
読んでみようかな♪

まろんさんのコメント
2012/05/11

いつもコメントありがとうございます(*^_^*)

円軌道の外さんも、お人形にうなされた過去があったんですね~。
確かに、ピエロのお人形も、なんか得体のしれない哀しみを背負ってそうなとこが怖いかも!

私も、大事にされた道具や楽器や家具なんかには、想いが通じるっていうか、言葉では語りつくせないような結びつきが生まれると思います。

音大を目指す決意をしたときに、先生から「やはり普段からグランドピアノで練習しないと」と言われて泣く泣く手放したアップライトピアノは、
あちこち傷がついていたけど、いい感じに古びて音もまるく柔らかくなって、苦手なエチュードを弾くときもピアノに助けられているのがありありと感じられるような、大切な存在でした。
あのあと、本当にピアノが好きで、大事にしてくれる人の手に渡っているといいな。。。

『りかさん』は、おどろおどろしい怖さはぜんぜんないし、「もの」を慈しめる円軌道の外さんなら楽しんでいただけるんじゃないかな(*'-')

xxxshuxxxさんのコメント
2013/01/14

丁寧なコメント、ありがとうございます!
とっても嬉しかったです (・◇・)ノ

こんなお人形さんなら、とっても素敵ですよね
まろんさんのピアノの話も、切ないけれどとっても共感できます。
私はみんなには言えないけれど、密かに自分の楽器たちには名前をつけていたりするので(笑)

私の本棚を見て、嬉しくなったと言ってくださいましたけれど、まだまだ、まろんさんには遠く及ばないですね(汗)
読書量、レビュー数、内容の素敵さ、とっても尊敬します。

これからもとっても楽しみにしています♪
どうぞよろしくお願いします(^_^*)

まろんさんのコメント
2013/01/14

xxxshuxxxさん☆

楽器に名前をつける。。。わかります!
ピアノは気軽に持ち運びできないので、自宅以外で弾くとなると
どうしても他所のピアノを弾かなくてはなりませんが
「うちの子だったら、ここでもっと素直に鳴ってくれるのに~!」
なんて思ったり。
管楽器や弦楽器だと、毎日自分の分身のように持ち歩けて、
本番でも自分の楽器で演奏できるので、またさらに愛着が深まりますよね!

本のこと以外でも共感できるブクログ仲間さんができて、うれしさいっぱいです♪
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします(*'-')フフ♪

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