女という生きもの

著者 :
  • 幻冬舎 (2014年7月10日発売)
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本棚登録 : 794
感想 : 99
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the おんな の本だった。

綺麗で女子力高くて意識高い系が
the おんなではないよ。

the おんなは、そんな女性を卑屈に眺めてそれだけがしあわせじゃないよ、わかる人にだけわかればそれでいいよ、と半ば開き直ってることのような気がする。

子なし伴侶なしを半ば受け入れ、自分の生き方を否定も肯定もせずそれなりに前向きに生きている気もするが、この線引きを自分で自らやっていること自体が、受け入れられていないことのように思う。

最近、山口智子が雑誌で子なしの生き方を自ら選択したベストな生き方として発言して話題になっていたが、このようなマスコミを通じて高らかに言うこと自体が、世の中の子なしor独身の生き辛さを感じるし、それまでの周りの評価を否が応にも感じざるを得ない。



わたしなら決して言わない。
独身子なしでこの人生ベストな生き方だったとは。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年8月20日
読了日 : 2016年8月20日
本棚登録日 : 2016年8月20日

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