エリート商社マンである語り部が世界の各地で見た、白い夢と黒い夢。栄光と挫折を描く浅田次郎の小説。
読む前の期待が大きかったので、ちょっとガッカリ感。
皆さんのレビュー評価も低いですね。
個人的に、何がイマイチだったかというと、もっとエリート商社マンとしての話が読みたかったかな、と。
例えば、現実と白い夢と黒い夢の3つのストーリーで、ビジネスにおける大事な局面の選択のパラレルワールドをかき分けるとか。
実際のお話しでは、夢の部分がビジネスに関係なくて、過去の浅田作品を探してくればどこかにありそうな話ばかりでした。
そういった意味では、新しさをあまり感じなかったですね。
浅田さんへの、愛ゆえの辛辣レビューでした(^-^;
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学(作者名:あ行)
- 感想投稿日 : 2016年4月16日
- 読了日 : 2016年4月14日
- 本棚登録日 : 2015年2月22日
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