ある新人賞の審査員となった人気作家・浅沼は、候補作を読みながら、背筋の凍る思いがした。そこに描かれているのは、彼が隠し通し、葬り去ったはずの7年前の殺人、そのままではないか!あの日、隣室から現場を目撃していた恐るべき「壁の目」があったのだ。この作者は浅沼を告発しているのか?それとも―?!卓抜な着想、絶妙な仕掛け、驚愕のどんでん返し。円熟の境地を示す、異色ミステリー。
.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
森村誠一/長編
- 感想投稿日 : 2010年8月28日
- 読了日 : 2010年8月18日
- 本棚登録日 : 2010年8月28日
みんなの感想をみる