高木三四郎率いるエンタティメント系プロレス団体DDTの旗揚げ~団体としての動き方、考え方を書いた自伝的読み物。
いわゆるメジャー系とは一線を画する、ややもするとお笑い方向に振りすぎている感のある団体だけれども、何故そういう方向に行ったのか、どこまでが筋書きでどこからが違うかという所を赤裸々に書いている。
これは単にプロレス団体を作った男の話、ではなくて何事においても同じ、何かを為そうとするときにどういうものを見てどう動くのか、という問いかけに対する1つの答えとして読むと面白い。これが正解ではないんだろうし、まだまだDDTは手探りし続けるんだろうけど、何かを立ち上げて動かす、という事の面白さ、しんどさ、諸々が詰まっている本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月20日
- 読了日 : 2012年5月20日
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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