帯にも堂々と「登場人物みんな変態」と明記してありますからぶっちゃけていうと、木を隠すなら森の中、変態キャラを隠すなら変態世界の中と評すべきある意味、方向性のはっきりした作品です。
とりあえず男の娘に耐性があれば大丈夫(笑)、
テンポよく、というかお姉ちゃんの実の弟に対するスーパーハイテンションな想い入れでストーリーがジェットコースターのように進みます。
成人向けでは実績のある作家さんなので、作画は良好、かつストーリー展開も手堅い。
カバー裏に作品解説があるのも作品への思い入れが感じられ好感がもてます。
作者さん自身がその作品解説にも書かれていらっしゃいましたが、コマの密度が連載物としては少し詰め込みすぎな感じはあるので、今後連載を続けることでバランスをつかめれば、もっと読みやすくなるとおもいます。
二巻目では、周囲のキャラクター達が動き出して物語世界が広がることを期待します。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2012年6月18日
- 読了日 : 2012年6月17日
- 本棚登録日 : 2012年6月17日
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