辺境作家が目指した未知の大陸、それは納豆だった。山奥のジャングルで出会った納豆ご飯、ぱりぱりと割れるせんべい納豆、日本の究極の納豆…。知的好奇心あふれるノンフィクション。
納豆の起源を探ってミャンマー、タイなどの東アジア辺境の村を訪ね、さらに秋田に戻って調べる…納豆だけに粘り強い調査には感心。でも未確認生物を探し回って無茶な旅をしていたころの高野秀行に比べれば、成熟はしたのだろうけど、若き日の冒険譚の方が魅力的に感じた。
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- 感想投稿日 : 2016年11月6日
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- 本棚登録日 : 2016年11月8日
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