『彼女』の影響かもしれない。
いや、そうだ。きっと『彼女』の影響に違いない。
韓国の映画監督で一人だけ名前を覚えている。
彼の名は『クァク・ジェヨン』。
一番最初に見た彼の作品は『猟奇的な彼女』だ。
そこに登場する彼女は、強く、わがままでアグレッシブなのだが
どこか謎めいている。
そんな『彼女』に惹かれたのは、主人公の彼だけではないだろう。
何を隠そうとも、自分もその内の一人だ。
この作品がきっかけとなり、クァク・ジェヨン監督の『彼女』シリーズは
必ず見ている。
『僕の彼女を紹介します』
先日ブログでレビューを書いた『僕の彼女はサイボーグ』
そして今回見た『最強★彼女』
どの作品の『彼女』に共通点は、女性らしい優しさではなく
やはり強さ。
そして、たいてい主人公の彼は、相対的に弱く描かれている。
(今回の映画は、それほどではないですが)
なぜか『彼女』のような性格をした女性に、
いつも惹かれてしまう。
恐らく本当は、『彼女』にではなく『彼』に共感している部分が
多く、そんな彼を演じたいのだけなのかもしれない。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
シネマクロッシングしたい映画
- 感想投稿日 : 2009年5月15日
- 本棚登録日 : 2009年5月15日
みんなの感想をみる