対談集なんですけど、そのひとの中学生時代を聞く、っていう趣旨が、遠藤ミチロウを前にして完全にどっかいってて「お前ただ会いたかっただけだろー!」と微笑ましかったです。
彼のこだわりと表現の核である中高生時代に触れているので、かれの小説「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか」とあわせて読むとより楽しいかも。
べつにクドカン好きでもなんでもないんだけど、あるとさらっと読めてしまうし、それなりに面白いので、この値段にして売るのに企画としてはたして…などと余計なことまで考えてしまった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年7月9日
- 読了日 : 2010年7月4日
- 本棚登録日 : 2010年7月4日
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