幸福者 (新潮文庫 む 1-7)

  • 新潮社 (1955年6月1日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 14

武者小路実篤の「理想主義」はどうしても馴染めない。自己犠牲と理想主義がワンセットになっているからだ。


ここに強烈な違和感を感じてしまう。

「世界の人よ、仕合せものになってくれ。私は頼む、私は祈る。その為に少しの努力でも惜しまないものは仕合せだ。私はその末席を汚すことが出来るならば、死んでもいい人間だ。皆さんもその為に働いて下さい。お頼みします」。23節末尾より。

仕事の関係で再読するが、もう二度と読まないだろう。

まだ有島武郎の方がすっきりしている(苦笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 近代文学(日本)
感想投稿日 : 2010年11月20日
読了日 : 2010年11月20日
本棚登録日 : 2010年11月20日

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