1日10分からのソーシャルネット入門 ~いいことを引き寄せるFacebook時代のネットの使い方

著者 :
  • 技術評論社 (2011年6月3日発売)
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本棚登録 : 89
感想 : 25
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Facebookを使い始めて3ヶ月が経過した。
Facebookの輪郭というのは、実際使っているのに、いまだ、なかなかつかめないでいる。
この寂しがり屋の国では、袖触れ合うとポッとともる灯火みたいなものは、共同集落が滅亡した今、確かに必要なのかもしれないんだけど。
そんな事どもをぼーっと考え始めてるんだろう、
実際Facebookを使われてる作家の「内藤みか」さんの書かれた
『1日10分からのソーシャルネット入門 ~いいことを引き寄せるFacebook時代のネットの使い方』という本を本屋で見かけて、手にとってしまう。

彼女はSNSからメルマガまで10種類くらいの媒体を使い分けていて、
曰く、
Twitterは「自分速報」
ブログや日記は「自分社説」
Facebookは「自分絵日記」で要は写真だそうな・・・ちょっとうなづけるかな。

また、Twitterで多数のフォロワーを得た内藤みかさんがFacebookで同様のアプローチをしても今ひとつで、
ふと「そうか、Facebookってお茶会なんだ」、
より親しみや温かみのある視点が必要なんだ、と、気付かされる点も、
・・・自分の実際と比較しても納得できてストンと腑におちた。
悪口書かない、他人のwallにやたらにスレッド立てない、personalなことはメッセージで、でも友達多い人はメッセージ返しできないのでなるべくコメント欄で、とか。
それ以上のsomethigがどこにあるのか、どうすればいいのか、答えのない問いをみんな自分に投げかけつつ、ザッカバーグの作ったガジェットの中をこうやって泳ぎ続けているんだけど。
そしてFacebookはまだまだ進化し続けるんだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 実用書
感想投稿日 : 2011年7月29日
読了日 : 2011年7月14日
本棚登録日 : 2011年7月29日

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