さいごのこいぬ

  • 童話館出版 (2005年8月1日発売)
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感想 : 22
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おかあさん犬から産まれた、9番目の子犬。
産まれたのも最後。
おっぱいを飲めたのも最後。
ミルクを飲めるようになったのも最後。
犬小屋へ入れたのも最後。

ぼくは、さいごの こいぬ。

貰われるのも、最後??
こいぬは一生懸命、貰われるように振舞います。
が、どれもこれも仇となり。
やっぱり最後の子犬。

でも。
貰ってくれた男の子は言います。
「ねえ、しってる?
 きみは、ぼくのさいしょのこいぬだってこと」


どんなことを一生懸命しても
どうしてもビリになってしまう子どもって
いますよね。

いつまでも「最後」で悲しそうな子犬が
最後に男の子の元で、シアワセそうな顔になります。
読んでいてホッとするラストです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: こどもの本棚
感想投稿日 : 2013年10月11日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年10月9日

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