おかあさん犬から産まれた、9番目の子犬。
産まれたのも最後。
おっぱいを飲めたのも最後。
ミルクを飲めるようになったのも最後。
犬小屋へ入れたのも最後。
ぼくは、さいごの こいぬ。
貰われるのも、最後??
こいぬは一生懸命、貰われるように振舞います。
が、どれもこれも仇となり。
やっぱり最後の子犬。
でも。
貰ってくれた男の子は言います。
「ねえ、しってる?
きみは、ぼくのさいしょのこいぬだってこと」
どんなことを一生懸命しても
どうしてもビリになってしまう子どもって
いますよね。
いつまでも「最後」で悲しそうな子犬が
最後に男の子の元で、シアワセそうな顔になります。
読んでいてホッとするラストです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
こどもの本棚
- 感想投稿日 : 2013年10月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年10月9日
みんなの感想をみる