マークスの山(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年1月25日発売)
3.56
  • (278)
  • (455)
  • (748)
  • (77)
  • (24)
本棚登録 : 3534
感想 : 322
5

2007/03/31 sat<br><br>

知人の置き土産。<br>初めて高村薫を読みました。 <br>
直木賞受賞作品なんですね。<br> <br>

ミステリー小説です。 <br>
登山+警察って感じのお話。<br>
一家無理心中、アルプスでの撲殺事件、<br>
さらには東京で起きた2つの殺人事件。 <br>
全てが繋がっているのだろうけど、 <br>
上巻ではまだまだわからない。 <br>
<br>
最初の方の事件も鍵となっているのはわかるんだけど、<br>
全貌はどんななのか、早く下巻が読みたいっ!!! <br>
<br>
本を開いた瞬間、まず文字の多さに驚きました。<br>
でもって、最初は飛び飛びになる文章構成に慣れなかったけれど、<br>
それも慣れると面白くて、楽しく読みました。 <br>
文章自体は、修飾が多いかなぁとも最初は思ったけど、<br>
全然しつこくないし、わかりやすい。 <br>
比喩表現も、読み進めていくうちに楽しめるようになりました。 <br>
<br>
<br>
ちなみに、刑事同士の摩擦とか探り合いとかが生々しく感じて、 <br>
読み進めながら、 <br>
知り合いの捜査員たちと照らし合わせてしまったのでした(笑) <br>
<br>

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2007年4月1日
本棚登録日 : 2007年4月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする