(008)罪 (百年文庫)

  • ポプラ社 (2010年10月12日発売)
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感想 : 28
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第三の鳩の物語 ツヴァイク
ノアの放った3番目の鳩の視点から人間世界のできごとを見る。戦争が人の罪、ってことなんだろうか。まあそうなんだけど。

小さな出来事 魯迅
いちばん観念的な罪。誰に対して、というならば己に対して感じる罪の意識。正直この話が1番分かりやすい。

神父セルギイ トルストイ
これはロシア正教の神父さん?この本の大半を占める。序盤~中盤はわりと分かりやすかったんだけど。宗教的な小説の結論を理解できるほど知識がないのでなんとも。よく見られたいと、栄誉を追い求めることが罪ならば、最後には彼は救われたということなんだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・文庫
感想投稿日 : 2012年7月10日
読了日 : 2012年6月30日
本棚登録日 : 2012年5月31日

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