第三の鳩の物語 ツヴァイク
ノアの放った3番目の鳩の視点から人間世界のできごとを見る。戦争が人の罪、ってことなんだろうか。まあそうなんだけど。
小さな出来事 魯迅
いちばん観念的な罪。誰に対して、というならば己に対して感じる罪の意識。正直この話が1番分かりやすい。
神父セルギイ トルストイ
これはロシア正教の神父さん?この本の大半を占める。序盤~中盤はわりと分かりやすかったんだけど。宗教的な小説の結論を理解できるほど知識がないのでなんとも。よく見られたいと、栄誉を追い求めることが罪ならば、最後には彼は救われたということなんだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文庫
- 感想投稿日 : 2012年7月10日
- 読了日 : 2012年6月30日
- 本棚登録日 : 2012年5月31日
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