私の男 (文春文庫)

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著者 : 桜庭一樹
yocoさん 日本の小説   読み終わった 

父と娘を繋ぐ、禁断の愛。

こんな設定のものを読む日がくるなんて思っていませんでしたが、映画化に合わせてインパクトのある装丁に惹かれて、なんとなく読んでみました。

現在から過去へ、視点を変え、場所を変え、緩やかに巻き戻っていく歴史はなんだかどこか冷たくて、それでいて一定の熱を持っていて、不思議な世界観に引き込まれました。

存在感がなさそうなのに、淳吾の存在感が常に浮き彫りになっていて、花のことよりも気持ちがそちらに向いてしまう。
どこか壊れている淳吾。
でも、憎めない存在。
彼の心情にあまり触れられていないからこそ、気になってしまうのかもしれない。

読み終わった後はなんだか切ない。

レビュー投稿日
2014年7月12日
読了日
2014年7月12日
本棚登録日
2014年7月12日
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