ゾルゲの日本での活動に主に焦点を当てた伝記。
記載内容が非常に詳細で、インタビュー内容も多く、
かつ読み物としても面白い。
コミンテルン及び高邁な共産主義世界革命思想を利用した
ソビエトのスパイ網や、日中戦争時の外国人ジャーナリストの生活風景、
ナチスドイツの思惑、そしてゾルゲ個人の人柄や迷いについても
ふんだんに記載されており、飽きさせない。
上巻は独ソ戦改選直前までを描いており、下巻も非常に楽しみだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
近-現代史
- 感想投稿日 : 2013年12月23日
- 読了日 : 2013年12月23日
- 本棚登録日 : 2013年12月18日
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