理想の児童図書館を求めて: トロントの少年少女の家 (中公新書 1385)

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年10月1日発売)
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本棚登録 : 38
感想 : 4
5

読了。

石井桃子さんの著書でこの本について書かれてたから、手にとった。

カナダの図書館と日本の図書館の違い。カナダでは司書というのは、専門職であり、高い知識を必要とする仕事なんだ。
貸出返却作業をするのは、アシスタントライブラリアンと呼ばれる、また別の職種の人になる(完全に別の職種ではないかもだけど)。

その他にも、いろいろなプログラムを企画して本と子どもたちを結びつけている。カナダの子どもたちが羨ましくなった。だって、図書館でパーティーとかだよー。

でも、時代の流れでちょっとずつ児童図書館も変わって行くんだよね……。

重要なのは、何が本当に大切なことなのかっていうことを見極めて変革していくことなんだろうなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人文系
感想投稿日 : 2011年10月1日
読了日 : 2011年10月1日
本棚登録日 : 2011年8月14日

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