このお話の世界観にも慣れてきて、面白くなりました。
相変わらず、イルアラは鈍感過ぎて、エンハスはかわいそうな感じです(^^ゞ
イルアラからもらった月契を首にずっと付けていたのに、周りにからかわれて、イルアラから「意味はない」って言われて、落ち込むエンハスの気持ちがちょっと切ない。。。
今回、隣の国の王子スラトとの見合い話が持ち上がりますが、その王子が名前を伏せてイルアラと仲良くなっている様子を見て、イライラするエンハスとか、王子にイルアラを自分のもののように言われて、つい感情のままイルアラにキスしようとしてしまったエンハスとか、エンハス側の気持ちはよーーく分かるんですけど、イルアラが自分の気持ちに気付くのはいつなんでしょうね?
前巻で出てきた、バラーバルのシーハン王もいい味出してますし、妹姫のタリアとハヴィールもなんだか、この先の展開が期待できそうですし、このお話は脇のキャラも魅力的です。
次巻も期待してます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
角川ビーンズ文庫
- 感想投稿日 : 2011年1月8日
- 読了日 : 2010年9月18日
- 本棚登録日 : 2010年9月18日
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