花に降る千の翼 蝶の渡る海 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2006年4月28日発売)
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本棚登録 : 81
感想 : 1
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シリーズ3巻です。
妹姫タリアが、水の大神・シャンナムの使いに攫われ、イルアラとエンハスがタリアを取り戻しに水の大神の元に行き、世界を救うために、動き出すというお話です。

最初に驚いたのは、テミファの正体。ずっと厚着してるから怪しいなぁって思っていたら、正体は海月でした。しかも巨大な。なんかイメージが・・・って思ってたら、話的に水の大神の元に行く方法としては、なるほどと。確かにテミファが海月だとよいかも・・です。

今回は、この世界の成り立ちの説明が入っていて、イルアラになぜ能力がないのか、ラロヘンガと人界とのつながりなんかも分かりました。その分、ちょっとだけイルアラとエンハスの間のラブ(元々エンハスの方のラブが強めですけど。。)も減ってます。残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 角川ビーンズ文庫
感想投稿日 : 2011年1月8日
読了日 : 2010年9月19日
本棚登録日 : 2010年9月19日

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