サービス業に次ぐ第4次産業としてた経験サービスを提案する本
サービスの提供方法として、マスカスタマイゼーションに加え、一度に少しずつ提供したり、隠したりするのはさすがだと思う。
4章の飛行機のドリンクサービスの例で語られる、顧客もインタラクションを行う度に学び我慢しているという部分は強烈だった。
また、経験経済の焦点が、最終的には個々人の変革が達成されるかという部分は興味深い。
さらに、今回の産業構造の中で以下の5段階に表現しているのは本当にわかりやすいと感じた。
・物質に対して請求しているならば、コモディティビジネス
・有形物に対して請求しているならば、製品ビジネス
・実行した活動に対して請求しているならば、サービスビジネス
・顧客と一緒に過ごした時間に対して請求しているならば、経験ビジネス
・顧客が達成した実証済みの成果に対して請求しているならば、変革ビジネス
☆4.5
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2009年1月3日
- 本棚登録日 : 2009年1月3日
みんなの感想をみる