ヘリゲルが書いた弓道関連の本はどれも弓を媒介とした“禅”をテーマにし限定されていましたが、これは阿波師範が経験を通して目ざした“弓”の“道”について書かれています。阿波師範が目ざして行ってきた、弓道の意味の変遷や歴史などは弓道をやっている人にはとても興味深く、もっと深いレベルを意識して自分も弓の稽古をしてみようかな?という気持ちにさせられる。阿波師範のように“射の道”を通して自分を造り上げていく指導ができる人が今は居ないだけに、やはりこの人は“弓の神”だと思いました。
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カテゴリ:
弓道
- 感想投稿日 : 2014年5月18日
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- 本棚登録日 : 2014年5月18日
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