著者が提唱する、「体をゆるめる」ことの効用を、実際に学校の運動部を指導して成績が大幅に向上した例などをふまえて解説している。
引きこもりやニートといった、一見ゆるんでいる、いや「たるんでいる」ように見える人々が、実はまったくゆるむことができていない、むしろゆるむことができていないからそうなるのだ、、、といった、画期的(破天荒、にも見える)な指摘は、ウムムと考えさせられます。
巻末の、ゆる体操の図解が嬉しい。すぐ実行できる。
ただ、一方的に「私が提唱する、ゆるめるメソッドは良いんだぜ!」という、ある意味では広告のような論調なのが、後半になると鬱陶しいというか、「ハイハイもうわかった」と感じてしまって読後感はくどいかも。
一読の価値はあります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ボディデザイン・フィットネス
- 感想投稿日 : 2011年7月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年7月7日
みんなの感想をみる