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usuperaさんの本棚 > ジョゼと虎と魚たち


usupera books»

水とアミノ酸と、ここらへんのもので、私はできています。

レビュー by usuperaさん

書籍<小説>   4

表題作の映画版を見て、
原作者が田辺聖子さんというのに、わたしはちょっと、驚いた。

それまで田辺聖子さんの作品を読んだことはなく。
ただ、イメージとしては「いもたこなんきん」であって。
大阪の、ムーミンみたいな顔した
おばちゃんやなあ、と思ってた。

ところがどっこいですよ。
何ですか、この、露がしたたるような、色気は。

それで、原作を読んでみた。


驚いた。
エロスというか、
色情というか、
生々しい女なのである。

この本は短編集で、
特に
『お茶が熱くてのめません』『うすうす知ってた』
は、タイトルのつけかたも、秀逸なコピーライティングである。

表題の『ジョゼと〜』は、
映画とストーリーや設定が微々て違う。
この原作も、とてもいいのだけれど。
この短編の小説から、
あの脚本を産みだした脚本家を、大きく評価する。


しかし、
納められているのが、だいたい不倫もので。
女って、本当にこんな感じであるのだろうか、と
不思議に思う。だから
もっともっと、女を知りたくなる。

つまり、やっぱり、エロチックな本なのだ。 登録日 : 2009年02月02日 23:41:53


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