ご奉仕はお望みのままに (リーフノベルズ)

著者 :
  • リーフ出版 (2005年3月23日発売)
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 3
3

 あらすじに書いてあるほど、「お仕置き」「お仕置き」してなかったように思うのは、僕の気のせいでしょうか……?
 最初の一回だけだよね、それがお仕置きとしてなされたのはさ。
 まぁ、結局は光の健気さに明彦がほだされただけなんだよね。

 それにしても、作者さんが書いてあったように、明彦の方が、本当に繊細な人だったと思います。普段、あんなに傲慢なのに、心はガラスなんですね。
 逆恨みしたり、復讐してみたり。
 間違ってるのわかってたら正したらいいのに……
 まぁ、最も光の父親も、どうしてあんなに明彦に対しては厳しかったのに、光には何にもさせなかったんだ……? というと、やられた方からしてみたら、「差別だ」と思われてもしょうがないと思うんだけど。
 まぁ、でも実際に実の子供にしてしまうと、後継ぎ問題とかややこしくなるから、「実の子供みたいに」というわけにはいかなかったのかね……
 お金持ちの事情はよくわからん。

 個人的には、光に「好きだ」と告白しておきながら、最終的に、明彦の背中を押した朗の男前さ加減に脱帽です。
 彼には幸せになって欲しいな……。
 イイ男だから放っておいてもなると思うけれど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(BL)
感想投稿日 : 2011年11月13日
読了日 : 2009年1月18日
本棚登録日 : 2011年11月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする