【※コミックス注意】
今回の表紙は十波くん。
そして、表紙の通り、全体的な物語の中では十波くんが主役のような形でした。
十波くんは、宮沢に近づき過ぎて、大好きな有馬に嫌われてしまう。
そして、有馬の本当の中にあるものの存在にうっすら気付く。けれど、どうして宮沢がそんなに大事なのか、そこまではまだわからない。
そうこうしているうちに、自分が椿に抱いている気持ちが恋だと気付いて、椿からも「お前のことが好きだ」と言われて両想いに……。
でも、自由な椿はなかなか、十波の手には収まってくれなくて結局はダメになってしまう……というのがメインですね。
その一方で、文化祭の準備が始まったり、文化祭前日に台風が来て、流れで有馬が宮沢の家に泊まることになったり……。
でも、有馬に少しずつ近づいている黒い影はどんどん有馬を飲み込んで……そんな話でした。
ある種の最凶カップルが出来上がるまでのお話ですね。
まあ椿に恋人が出来るのはなんとなく意外なんですけど、でもそれもそれでいいよなあ……と思います。
にしても、進学校でこれだけ変わり者の人材が揃っているのは面白い。
でも、進学校だからなのか……。
その辺りはわかりませんが、楽しいですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミックス(少女)
- 感想投稿日 : 2014年10月13日
- 読了日 : 2014年10月10日
- 本棚登録日 : 2014年10月13日
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