建築家安藤忠雄

著者 :
  • 新潮社 (2008年10月25日発売)
4.05
  • (127)
  • (111)
  • (77)
  • (13)
  • (2)
本棚登録 : 1087
感想 : 113
5

元気と勇気に溢れた一冊。

安藤さんの生き様が深く
しっかりと刻み込まれた
建築家、安藤忠雄の自伝。

安藤さんご自身が相当な読書家の為、
やはり文体が整っていて美しく、
とても読み易い内容となっています。

この本を購入したのは、
ちょうどぼくが初めての個展を
開催した時で、当時も深く
感銘を受けた記憶があります。


今こうして読み返してみて、
自分がどれほどの影響を
ここから受けていたか、
ということに改めて
気付かされました。

心の師として、これからも
安藤さんを慕い、目指し、
越えていける人間に成りたいと
改めて強く思いました。

そしてその入れ物である
本の装丁が実に堅実で
美しく読みやすい一冊。


生きるということ、
暮らすということ、を
建築という場で考えつづけ、
社会を見つめつづけてきた
建築家の素晴しい自伝。



読むのにかかった時間:4時間

こんな方にオススメ:建築家・デザイナー志望の方は必読

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【 読書2012☞400books 】
感想投稿日 : 2012年1月19日
読了日 : 2012年1月19日
本棚登録日 : 2012年1月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする