「才能所得」時代―世界がキミの個性を買う仕掛け

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  • 幻冬舎メディアコンサルティング (2009年1月1日発売)
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感想 : 5
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◎企業の存在価値がなくなる
大手の流通を通さないと物や情報がまわらないという時代ではない。その中で、企業は自らの存在意義と役割を考え直さなければならない。

海外で売れるものと日本で売れるものは違う。
海外マーケットについては想像以上に個人同士のネットワークが先行している。その土壌を理解したうえで、どのように行動するかが求められる。


◎企業はあくまで「場」の提供に徹し、個人のアクティブ性を高める仕組みと装置の整備に注力し、ユーザーと一緒にビジネスのベースとなる「場」の魅力をどう高めていくか考え、創り上げる。

「顧客であり創造者」でもある「個人」との取り組みなしでは、あらゆるビジネスは立ち行かなくなってくる。これから企業は、ビジネスの重要なリソースでもある「個人」といかに取り組んでいくかが重要になるはず。


◎現実社会は、残念ながら公平ではない。正直者が必ずしも報われるわけではない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ブランディング
感想投稿日 : 2010年11月21日
読了日 : 2010年10月25日
本棚登録日 : 2010年10月25日

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