「進化論」を書き換える

著者 :
  • 新潮社 (2011年3月1日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 10

「構造主義生物学者」池田清彦による近著(最近著であるかどうかは未確認)。本書の骨子は、現在の進化論の主流であるネオ・ダーウィニズム批判である。つまり、彼らの説明体系では、小さな変異は説明できても、大進化を体系的に理論化できないということなのだ。本書の構成は、進化についてこれまでどのように語られてきたのかもよくわかるし、最終章の「進化論の最前線」は説得的な示唆に富む。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ☆生物
感想投稿日 : 2013年9月23日
読了日 : 2012年2月21日
本棚登録日 : 2013年9月23日

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