教養としての官能小説案内 (ちくま新書 836)

著者 :
  • 筑摩書房 (2010年3月10日発売)
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本棚登録 : 165
感想 : 24

東大の仏文科出身(他にも京大や九大、早稲田)であったり、芥川賞の受賞歴のある官能小説作家がいたのは、やや意外だった。それは、そもそもが官能小説に対して偏見を持っていたからに他ならないからなのだろうが。荷風の『四畳半』から最近の作品にいたるまでが紹介されていて、それぞれの文体や語彙の工夫の跡はわかるが、あまり変わり映えがしないような…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ☆日本文学/評論・研究
感想投稿日 : 2013年9月23日
読了日 : 2012年4月5日
本棚登録日 : 2013年9月23日

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