協力のリーダーシップ―メンバーの個性を活かすチームワークの技術 (Harvard Business Review Anthology)

  • ダイヤモンド社 (2009年7月31日発売)
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本日、通勤時間にて読了。
第4章(フェアプロセス)と、第5章(コンフリクトは避けるよりも、きちんと管理して創造的に活かすべし)が記憶に残った。

基本的に作者の違う論文集なので、気になるネタがあるなら読む価値あり。(その反面、一貫性はない)

第1章 協力するチームの秘訣
・よいリーダーは、プロジェクトの途中でリーダーシップ・スタイルを変える
・最初は任務重視で、ある時点から人間関係重視に切り替える
・個人の役割は具体的に、任務遂行方法はあいまいに

第2章 チームEQの強化法
・グループEQの基本条件は、①信頼関係、②帰属意識、③強みの認識

第3章 チームの心理学

第4章 フェアなプロセスが協力を生み出す
・フェア・プロセスには三つの基本原則がある
 ①エンゲージメント(全員を巻き込んで意見を求める)
 ②説明
 ③期待の透明性
・「分配の公正」よりも「手続きの公正(フェアプロセス)」が大事
・フェア・プロセスは、信頼とやる気を形成し、積極的な協力を生み出す

第5章 軋轢の解決が協力を育む
・コラボがうまくいかない根本的な原因は、コンフリクトである
・コンフリクトを解消するプロセスを確立すること
・トレードオフの優先順位を明確にする
・上司には関係者全員で訴える、というルールにすること
・意思決定プロセスをオープンに示したほうが、その決定に従おうとする社員の気持ちも能力も高まるもの

第6章 ハイ・パフォーマーの力を引き出すレッスン
・名人チームの特徴について

第7章 常勝チーム・リーダーたちの八つの手法

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2012年7月9日
読了日 : 2012年7月9日
本棚登録日 : 2012年4月30日

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