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前ブログで紹介していた本や雑誌などをまとめたもの。
レビュー by 風都月さん
相田みつをに出会ったのは、もう12、3年ぐらい前になるだろうか。
よく通っていた書店で、何かいい本はないだろうかと探していて見つけたのが、
この「にんげんだもの」だった。
(今の夫にも、恋人時代に確かプレゼントしたかな・・・?)
その時の衝撃は今でも忘れられず、以来、彼の書と言葉の虜となっている。
相田みつをの言葉は、そのまま心に響く。
そしてその独特の書は、自然と目でしっかり捉えている。
言葉だけでも、書だけでも、きっとだめなのだ。
二つが合わさっているからこそ、きっといいのに違いない。
深く深く、心に感動を与えているのに違いない。
子供の頃、書道を習っていたことがあり、先生にこう言われたことがあった。
「個性的な字だね」
・・・それがいいのか悪いのか?
散々悩んだが、先生の真意を聞く勇気もなかった。
そして今でも、ずっと心に引っ掛かったままだ。
けれど、今ならきっと「個性的」だということを嬉しく思うだろう。
小学生の頃は、お手本どおりがいいのだと信じていたけれど。
相田みつをに触れていると、よくそのことを思い出す・・・。
書道に触れていたから、余計に相田みつをの書にも興味があるのかとも思ったが、
そういうことでもないらしい。
彼と同じように、書と言葉を合わせた物を作っている人もいるけれど、
心の奥深くにまで響いてくるのは、やっぱり相田みつをだけだから。
「にんげんだもの」との出会いの後、「雨の日には…」や、「しあわせはいつも」などの
遺作集も購入し、「いちずに一本道 いちずに一ツ事」で彼の人生について触れたことで、
より彼の作品に対する思いが深まり、また彼自身のことを身近に感じることができた。
彼もまた「にんげん」なのだということ、とても「人間くさい」人だったのだということ、
だからこそ、あの数々の言葉が生まれたのだということを、とても強く感じた。
相田みつをに興味のある方は、「いちずに一本道 いちずに一ツ事」を読まれることを、
強くおすすめする。
彼の作品に対する見方もまた変わってくるかもしれない。
今までもそうだったように、これからも私はきっと、相田みつをの言葉に助けられながら、
幾多の喜びも悲しみも受け止めて、生きていくのだろうなと思う。
そしてその人生の中で、いつかきっとまた、書道と向き合っていきたいと願っている。
登録日 : 2006年03月13日 11:48:40


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