序盤ふざけた青春小説だと思った。ところが中盤から友人の日記(家族の歴史)を読み進めていく形式になって、理解に苦しむ友人ジギーの存在感がぐんぐん増していく。終盤、やっていることははちゃめちゃなんだけれど、いつのまにか共感してしまっていた。
恐るべしアーヴィング。ひりついています。
「ブリキの太鼓」、「悪童日記」3部作、ミランクンデラの作品、に近いものを感じます。
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- 感想投稿日 : 2014年11月24日
- 読了日 : 2014年9月28日
- 本棚登録日 : 2014年9月28日
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